新型コロナウィルス対策について。個人で出来る感染防止対策とは?
今回は、世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスに打ち勝つため、個人個人が普段の生活の中で出来る感染防止対策についてご紹介します。
日本国内でも、7都道府県に緊急事態宣言が出されるなど、深刻化しつつある新型コロナウィルスですが、なんとしてもここで感染拡大を止めるためには、各個人で「コロナウィルスに感染しないため!」という意識を強く持つことが重要です。緊急事態宣言が出されている地域などで感染を防ぐには、とにかく家の中にいて人との接触をしないということが最も大切とされています。しかし、お仕事の関係や食料品の購入、通院などと言った理由で、どうしても外出しなければならない…といった場合も考えられます。
そこでこの記事では、政府が発表している各個人で出来る感染対策をまとめておきます。「何度も聞いた!」と思うかもしれませんが、もう一度心に刻むため、ぜひ最後までご覧下さい。
各個人で行うべき感染防止対策
ここ数日の状況を見てみると、「感染経路不明」の患者が急増しており、それこそどこにいても自分も感染の可能性があると考えなければならない深刻な状況を迎えていると言って良いです。本来は、とにかく「家の中にいる!」ということが最も良いのですが、健康のためには多少の運動は必要になりますし、以下のような対策をしっかりと行い、感染拡大を防ぎましょう。
手洗い
引用:首相官邸サイト
まずは、インフルエンザ対策でも非常に有効だと言われている『手洗い』です。日本では、諸外国と比較しても手洗い・うがいの習慣が根付いていると言われていますが、それでもここまで新型コロナウィルスの拡大を招いてしまっています。とにかく外出して、不特定多数の方が触れたものに触った場合には、自分にもウィルスが付着している可能性があると考えて、小まめに手洗いをするように心がけてください。
最近では、さまざまな場所にアルコール消毒液が配置されていますし、見つけたら消毒するという習慣をつけるのもオススメです。
普段の健康管理
新型コロナウィルスの感染を防ぐには、規則正しい生活をして免疫力を高めておくということも重要と言われています。したがって、普段から十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、免疫力を高く保てるように心がけましょう。
室内の湿度を保つ
緊急事態宣言が出された地域などであれば、長く家の中にこもっている方が多いです。こういった方でも、室内の湿度をある程度高く保つようにするのがオススメです。乾燥してしまうと、のどの粘膜の防御機能が低下してしまい、感染のリスクが高くなるのです。基本的に50~60%程度の湿度が適切と言われていますので、加湿器などを利用して、適切な湿度を保ちましょう。
なお、空気が汚れてしまうのも良くありませんので、適度に窓を開けて換気をするようにしましょう。
咳エチケットを守る
皆さんも『咳エチケット』という言葉を耳にしたことがあると思うのですが、これは万一自分が感染していた場合、他の人に感染を広げないためにも非常に重要なポイントとなります。何も考えずに咳やくしゃみをしてしまうと、飛沫が遠くまで飛んでしまいますので、それを防ぐための方法として正しい『咳エチケット』の方法を覚えておきましょう。
詳しい咳エチケットの方法は、厚生労働省のサイトで紹介されていますので、ぜひそちらをご覧ください。
まとめ
今回は、世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスに関して、各個人が行っておくべき感染防止対策につてご紹介してきました。最も有効な方法と言われるのは、「家の中にいる」という対策で、とにかく人との接触を少なくすることが重要になります。しかし、1カ月間一度も外に出ずに生活していくことなどはなかなか難しいことですので、外出する際には、この記事でご紹介した対策を行いましょう。そうすることで、自分の身を守るだけでなく、感染拡大を止めあなたの大切な人を守る事にもつながるのです。
なお、外出して帰宅した際には、すぐにシャワーを浴びる、着用した衣服を洗濯に回す、アウターには除菌スプレーをかけるなどと言った対策も可能であればやっておくべきでしょう。